2009/05/21

チッソ 分社化後も水俣撤退せず

先日の5月18日の読売新聞に掲載された、チッソが水俣から撤退しないという記事のタイトルです。
チッソ分社化後も水俣撤退せず
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チッソ撤退の記事ばかりが各社の新聞に掲載されていましたが、はじめて、撤退しないという記事がでました。

なにより、チッソの後藤会長が、水俣市議会に来て、分社化の説明と、「水俣からて行くことはない」と言われているのに、水俣市議会の一部の議員の方々や、水俣市長まで、チッソは出て行くのではというような発言ばかりされて、逆にチッソに出て行ってもらいたいのか?!と思ってしまいますよね。

チッソは出て行かないと言っているのに、出て行く!出て行く!と何回も言われたら、チッソもそれほどまでに言われるのなら、黙って出て行くかと思われても仕方ないし、その時になって後悔されても、後の祭りですよ。

今は、水俣病問題の早期解決に、水俣市長・水俣市議会議員の方々が一丸となって取り組むべきときに、何でもかんでも反対ばかりでは、水俣の将来は、夢も希望もありませんよ。

若い夢のある青少年が、水俣に残ってがんばれる街づくりをするのが、水俣市長・水俣市議会議員の方々の仕事ではありませんか。

今年3月に水俣の高校を卒業した多くの生徒が、「水俣で働きたいのに水俣には働くところがないんです。」と残念そうに卒業式のあとに発表していたそうですよ。
今でもこの状態なのに、チッソに負担ばかりをさせて、チッソに不測の事態が起きてしまったら、若い青少年は、水俣にはいなくなってしまいますよ。

チッソ系の議員がなんとかかんとか・・・反対側の意見だけを書くばかりの新聞も、もう少し水俣の市民のことを考えて、常識のある記事を書いて欲しいですね。

水俣市民も早く、水俣病問題は解決してもらいたいと思っている人がたくさんいるんです。

水俣商工会議所会頭が言われるように、「チッソを信じるしかない!」と、信じられたチッソとしてもそれに答えるしかないでしょう。
今ではチッソに色々なことに協力してもらい、支援してもらっているのではないでしょうか。

信じて、チッソを応援していきましょう! そして、水俣病問題の早期解決を祈ります!

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